さて、今回は映画『CATS』について書いていきます。
誰もが知るミュージカル『CATS』の映画化作品です。超豪華な制作陣・キャストが集結しましたが、評価が大きく分かれ話題になっています。
映画『CATS』のあらすじ
ジェリクルキャッツの特別な舞踏会
満月の夜、臆病な白猫ヴィクトリアがロンドンのゴミ捨て場に迷い込む。そこには、人間に媚びず気高く生きる個性豊かなジェリクルキャッツ達が居た。
ヴィクトリアはぐうたらな猫、兄貴肌の猫、マジックが出来る猫、長老の猫など様々な猫達と交流する中で自分の生き方を見つけていく。
そして今宵は、新しい人生を送る事が許されるたった一匹の猫が選ばれる特別な夜。ジェリクルキャッツ達は夜通し踊るが、想定外の事件が起きてしまう。
ジェリクルキャッツはこの事件をどう乗り越えるのか、そして最後に選ばれた最も純粋なキャッツは誰なのか。
映画『CATS』のキャスト・スタッフ
監督
監督は、トム・フーパー監督です。
2010年公開の劇場映画3作目『英国王のスピーチ』のアカデミー賞監督賞を受賞。2012年には、名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』の映画化を担当しました。
キャスト
ヴィクトリア | フランチェスカ・ヘイワード |
---|---|
マンカストラップ | ロビー・フェアチャイルド |
グリザベラ | ジェニファー・ハドソン |
オールドデュトロノミー | ジュディ・デンチ |
バストファージョーンズ | ジェームズ・コーデン |
ミストフェリーズ | ローリー・デビッドソン |
スキンブルシャンクス | スティーブン・マックレー |
ラム・タム・タガー | ジェイソン・デルーロ |
ジェニエニドッツ | レベル・ウィルソン |
ガス | イアン・マッケラン |
マキャヴィティ | イドリス・エルバ |
ボンバルリーナ | テイラー・スウィフト |
マンゴジェリー | ダニー・コリンズ |
ランペルティーザ | ニーブ・モーガン |
超豪華なキャスト陣が個性豊かなジェリクルキャッツ達を演じます。
主演のフランチェスカ・ヘイワードさんは、世界三大バレエ・英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルを務める人物。また演劇界の重鎮であるジュディ・デンチさんやイアン・マッケランさんは、英国勲章「デイム」・「サー」の称号を持っています。
さらにミュージカル『CATS』の数々の楽曲を生んだアンドリュー・ロイド・ウェバーさんと新曲『Beautiful Ghost』を手掛けたテイラー・スウィフトさんもボンバルリーナ役で出演します。
吹替版声優
ヴィクトリア | 葵わかな |
---|---|
マンカストラップ | 山崎育三郎 |
グリザベラ | 高橋あず美 |
オールドデュトロノミー | 大竹しのぶ |
バストファージョーンズ | 秋山竜次 |
ミストフェリーズ | 森崎ウィン |
スキンブルシャンクス | 大貫勇輔 |
ラム・タム・タガー | 藤原聡 |
ジェニエニドッツ | 浦嶋りんこ |
ガス | 宝田明 |
マキャヴィティ | 山寺宏一 |
ボンバルリーナ | RIRI |
マンゴジェリー | 宮野真守 |
ランペルティーザ | 沢城みゆき |
日本語吹き替え版音楽プロデューサーを、数々の有名アーティストのプロデュースを手掛けた蔦谷好位置さんが務めます。
またお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次さんや、Official髭男dismの藤原聡さんなど様々なジャンルの人が吹き替えを担当しました。
映画『CATS』の感想
評価が大きく分かれ酷評も多く集めている本作ですが、個人的には物凄く楽しい作品でした!
ミュージカルの形式を崩さずに映画化しているのでセリフは流れていきますし、ストーリーを掴みにくいという特徴はあります。
ただ、本作はあくまで猫の世界を観る作品です。人間の世界には無い知覚や習性に想像力を働かせる事で、普段暮らす世界とは違う景色が現れます。
そして人っぽい顔が、猫に対する観客の想像を補完してくれます。
猫の世界には人間が思うようなストーリーはありません。ただ自由を謳歌するだけです。ジェリクルキャッツの「人間に媚びず気高く生きる」という性格が歌やダンスで巧み表現されます。
その点で、評価が大きく分かれている事自体が人間に媚びないキャッツの特徴を表していて面白いなあと感じました。
CGによる舞台以上の猫らしさと超一流の歌やダンスが組み合わさった最高のエンターテインメントを体感出来ました。
猫の世界、めちゃくちゃ楽しかったです!
さいごに
今回は映画『CATS』を紹介しました。
舞台も映画も鑑賞しましたが、それぞれの良さがあってどちらも最高です。
想像の遙か先にある猫の世界を垣間見る事が出来ますよ。
気になる方はぜひご覧ください!