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【幸せはキャラメルの味】映画『カツベン!』のあらすじと感想・考察

さて、今回は映画『カツベン!』について書いていきます。

サイレント映画の時代に、自らの語りで観客を魅了した活動弁士をテーマにした作品が公開です。

今の映画に慣れ親しんだ人にとっては、また新たな魅力を発見出来るでしょう!

パンダ
パンダ
いつか聞きたいと思っていた活動弁士の語りを疑似体験!映画好きにはたまりませんね。

映画『カツベン!』のあらすじ

幸せは、キャラメルの味。

幼い頃、活動写真館で見た活動弁士に憧れていた染谷俊太郎は、小さな町の映画館・靑木館に辿り着く。

雑用として働いていたが、ある事がきっかけで急遽活動弁士として舞台に立つことに…

やっと本物の活動弁士になるかと思われたが、泥棒の上司・安田や、ライバル・タチバナ館、染谷を追う刑事、幼馴染の初恋相手が次々に現れ大騒動へと発展していく。

騒動が収まる気配を見せない中、新人活弁士。染谷はどんな弁士もお手上げの作品に挑み衝撃の語りを披露する!

映画『カツベン!』のキャスト・スタッフ

監督

監督は、周防正行監督です。

1989年、『ファンシイダンス』で一般映画監督デビューし、1996年の『Shall we ダンス?』で第20回日本アカデミー賞13部門独占受賞しました。2005年にはハリウッドでリメイク版も製作されています。

その他、『それでもボクはやってない』や『終の信託』、『舞妓はレディ』などで多くの賞を受賞し、2016年紫綬褒章を受章しています。

キャスト

染谷俊太郎成田凌
栗原梅子黒島結菜
青木富夫竹中直人
山岡秋聲永瀬正敏
安田虎夫音尾琢真

主演は、成田凌さんです。

上記キャスト以外に、高良健吾さんや竹野内豊さん、渡辺えりさん、小日向文世さん、井上真央さんなどが出演しています。

【ネタバレ】映画『カツベン!』の感想・考察

活動弁士がいない映画しか観たことが無い自分にとって、本作は新鮮な経験になりました。

また、今活動弁士は自分自身なんだなと感じつつ、映画の感想を他の人と交換する行為が様々な活動弁士を通して一つの作品を見る事に近いなあと感じます。

当時から活動弁士フィルターを通した一元的理解ではなく、その差異にエンターテイメント性を求めている事にエンタメの本質を垣間見た気がします。

幸せは、キャラメルの味

梅子の印象的なセリフ、「幸せは、キャラメルの味。」

このセリフは一体何を意味するのでしょうか?

キャラメルは、一瞬で溶けて無くなり、大抵後味がほんのり苦いモノ。

だが、その苦さが次のキャラメルを求めさせてくるため、憎いと感じつつも止められない。まさしく、俊太郎が刑務所に入った後梅子が彼を忘れられなかった状態です。

幸せとは、ほんの一瞬の甘さで、人生の大半はほんのり苦い。そんな事を上手く表現したセリフなのでは?と感じました。

さいごに

サイレント時代の映画を垣間見る事が出来る映画『カツベン!』。

少し昔にタイムスリップして、その活動弁士の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

ぜひ劇場でご覧ください!