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【あなたも隠れビッチ?】映画『”隠れビッチ”やってました。』のあらすじと感想・考察

あらいぴろよさんのコミックエッセイが映画化しました。

清楚な見た目とは裏腹に、思わせぶりな言動で男を翻弄する隠れビッチの恋愛模様を描きます。

パンダ
パンダ
ラストシーンで、この映画の真意が明かされます。

映画『”隠れビッチ”やってました。』のあらすじ

みんなに「好き」って言われたい。

主人公・ひろみは肉食系から草食系まであらゆる男性を翻弄する「隠れビッチ」だった。

清楚を装い様々なモテテクを駆使して告らせる。男の気持ちをもてあそぶが体の関係は絶対断る。

まるでゲームのような感覚で自分の承認欲求を満たしてきたひろみは、職場で出会った安藤に恋をする。百戦錬磨のひろみは安藤も思い通りに落としたかに思えたが、まさかの失敗。

本気で好きだった相手に敗れショックを受けていた。

そんな時、自分の全てを受け入れてくれる三沢と出会い遂に交際を始める。だが今度は自分自身に失望することに。

果たして、ひろみは自分自身と向き合う中でどんな答えを出すのか。

映画『”隠れビッチ”やってました。』のキャスト・スタッフ

監督

監督は、三木康一郎監督です。

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』や『旅猫リポート』の監督を担当しています。

また、テレビドラマの演出も手掛けるなどマルチに活躍しています。

キャスト

荒井ひろみ佐久間由衣
小島晃村上虹郎
木村彩大後寿々花
三沢光昭森山未來
安藤剛小関裕太

主演はNHK 連続テレビ小説「ひよっこ」や結婚情報誌「ゼクシィ」の10代目CMガールに抜擢され、脚光を浴びた注目の女優・佐久間由衣さんです。

その他村上虹郎さんや大後寿々花さんなど人気若手俳優が多く出演している。

【ネタバレ】映画『”隠れビッチ”やってました。』の感想・考察

衝撃のラストシーン、印象的な終わり方でした。

恋愛をテーマにすると、どうしても共感出来るか否かが作品に対する評価になってしまう傾向があります。

本作も、隠れビッチの女性に焦点を当てた作品であり、多くの人にとって理解し難いキャラクターだったと思います。

しかし、最後のワンシーンで男性女性問わず「なるほど!」と納得出来てしまう。ずっと傍観する立場だったにも関わらず、急激に身近な人や自分ごとに思えてくるでしょう。

極めて高い承認欲求を持った「隠れビッチ」とは、日夜SNSに勤しむ現代人そのものです。

数年前から人々の服装や髪型の流行はそこまで変わっていませんが、SNSによって内面は大きく変わったのではないでしょうか?

まさに見た目が清楚な隠れビッチです。

隠れビッチの恋愛観は、SNSで承認欲求を満たし恋愛から離れる人々を表現しているように思えました。「誰」に認められるかではなく、「どれだけ」認められるかに注力する事が本当に心を豊かにしてくれるのか。

本作を終始傍観していた私は、最後にカウンターパンチを食らってしまいました。膨れた承認欲求の行末には何があるのか?一人の「隠れビッチ」を通して今一度考えさせられる作品です。

さいごに

この映画は、男性女性問わず当てはまる話です。

隠れビッチが体現するもの、その行末を是非劇場でご覧ください!