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【タイトルの意味】映画『殺さない彼と死なない彼女』のあらすじと感想・考察

さて、今回は映画『殺さない彼と死なない彼女』について書いていきます。

Twitterに投稿され多くの支持を集めた漫画家・世紀末さんの四コマ漫画が原作で、間宮祥太朗さんや桜井日奈子さんなど若手俳優が出演しています。

魅力的キャラクターと新しい切り口のストーリーに注目です。

パンダ
パンダ
物語が一気に纏まるラストシーンが痺れますね。

映画『殺さない彼と死なない彼女』のあらすじ

「未来の話をしよう。」

無気力な高校生・小坂れいは特にやりたいことも無く怠惰な生活を送っていた。だが、死んだハチを運ぶ鹿野ななと出会い状況は変わっていく。

「殺す」が口癖の小坂と、「死にたい」が口癖の鹿野が共に時間を過ごす中で、不器用ながらも互いを受け入れ前を向いていく。

しかし、そんな二人の生活もある事件をきっかけに突如終わりを告げられてしまう。

物語を覆す衝撃の急展開と、心温まる優しいラストから目が離せない。

映画『殺さない彼と死なない彼女』のキャスト・スタッフ

監督

監督は、小林啓一監督です。

TVディレクターとしてスタートし、自身初の長編映画『ももいろそらを』が2011年に公開されました。東京国際映画祭・ある視点部門にて作品賞を受賞し、多くの国外映画祭に招待されています。

また、2014年の『ぼんとリンちゃん』でも数々の賞を受賞するなど注目の監督です。

キャスト

小坂れい間宮祥太朗
鹿野なな桜井日奈子
宮定澄子(地味子)恒松祐里
堀田きゃぴ子堀田真由
大和撫子箭内夢菜
宮定八千代ゆうたろう
イケメンくん金子大地
サイコキラーくん中尾暢樹

全体を締めるオトナな雰囲気の間宮祥太朗さん、演じるのが難しそうなきゃぴ子を演じきった堀田真由さんが特に良かったです。

その他、撫子を演じた箭内夢菜さんの透明感も際立っているように感じました。

主題歌

主題歌は、奥華子『はなびら』です。

2005年にメジャーデビューしたシンガーソングライターで、2006年の映画『時をかける少女』の主題歌「ガーネット」で大きな注目を集めました。

映画『殺さない彼と死なない彼女』の感想

新しいラブストーリーで、その設定に驚きました。

序盤から「死にたい」・「殺す」のオンパレードで、小坂と鹿野だけでなく不器用で面倒くさいキャラクターによる3つの別々のストーリーが描かれます。

終盤にそのストーリーが突如繋がり、意外な結末に辿り着きます。全体的に冷たい印象だった物語が一気に温かくなるような良いラストシーンだったと思います。

そして、「未来の話をしよう」というセリフが印象的です。未来の話と聞くと明るい言葉を思い浮かべますが、「死にたい」という言葉もネガティブではありながら未来に向けた言葉であると気付かされました。

未来に目を向けることは今を生きることに繋がるのかなとも思います。

突如過去となってしまった小坂と最後の夢での会話を通して、生きる決意をする鹿野の未来が気になります。

『殺さない彼と死なない彼女」というタイトルの真の意味が終盤に分かります。あれだけ「殺す」、「死にたい」と言っていた二人の変化に心が温かくなりました。

【ネタバレ】映画『殺さない彼と死なない彼女』の考察

タイトルの本当の意味は?

「殺す」が口癖でありながら殺さない、「死にたい」が口癖でありながら死なない二人は、何となく惰性で生きているようなそんな印象を受けます。

物語の序盤では、そういった怠惰感が表現されタイトルもそういった二人の関係性を表すものとして認識されます。

しかし、小坂れいが突如サイコキラーくんに殺されてしまうことで二人の関係性に大きな変化が訪れます。

小坂を失い一人で生きていくことになった鹿野ななは、夢の中で小坂と再び出会います。

そこで、二人は殺さないこと、死なないことを意欲的に決めています。

この二人の変化を表すことが、『殺さない彼と死なない彼女』というタイトルの真の意味だったのではないでしょうか。

さいごに

今回は映画『殺さない彼と死なない彼女』を紹介しました。

今までのラブストーリーとは一線を画す作品です。、また、これからを担う若手俳優陣の共演にも注目してみてください。

気になる方は、ぜひご覧ください!