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【奥が深い】映画『HELLO WORLD』のあらすじと感想・考察

さて、今回は映画『HELLO WORLD』について書いていきます。

日本アニメの新境地と謳う本作ですが、その文句に負けない程良い作品です。

パンダ
パンダ
SFファンには堪らない世界観でしたね。

映画『HELLO WORLD』のあらすじ

この世界の正体は

京都に住む男子高校生・堅書直美の前に、未来から来た自分が突然現れる。

「お前は今日から3ヶ月後、一行瑠璃と恋人になる」

そう伝えられ驚く直美は、さらに一行瑠璃が雷に打たれ亡くなることを知らされる。

一行瑠璃を救うため、二人の直美はタッグを組む。

しかし、彼女を救うために世界を改変したことで思わぬ事象が巻き起こる。

世界が混乱する中、未来の直美の本心・この世界の正体が徐々に明かされていく。

映画『HELLO WORLD』のキャスト・スタッフ

監督

監督は伊藤智彦監督です。

『時をかける少女』、『サマーウォーズ』で助監督を、『僕だけがいない街』などで監督を務めた経験があります。

キャスト(声優)

堅書直美北村匠海
一行瑠璃浜辺美波
ナオミ(大人)松坂桃李
三鈴福原遥

堅書直美を北村匠海さん、一行瑠璃を浜辺美波さんが演じる。

また、大人のナオミを松坂桃李さん、図書委員のアイドル・三鈴を福原遥さんが演じる。

今まで数々の青春映画を演じてきたメンバーだからこそ、この特異な世界観でも繊細な心理描写が分かります。

脚本

脚本は野崎まどさんです。

2009年、小説『[映] アムリタ』がメディアワークス文庫賞を受賞しデビューしました。

また『know』が日本SF大賞にノミネートされました。

主題歌

映画『HELLO WORLD』のために結成されたグループ・2027Soundが担当します。

そのメンバーはOKAMOTO’SOfficial髭男dismNulbarichなど同世代に人気アーティスト達です。

主題歌は3曲。

OKAMOTO’Sの「新世界」、Official髭男dismの「イエスタデイ」、Nulbarichの「Lost Game」です。

各シーンを彩る音楽。まさに新時代の幕開けを示すかのようなコラボレーションは本作の特徴的な魅力の一つです。

【ネタバレ】映画『HELLO WORLD』の感想・考察

まさしくハロー!ワールドな新しい世界の映画でした。

『時をかける少女』や『サマーウォーズ』でも使われたSFのモチーフを使いながらも、そこに何枚も新たな要素を重ねてきた印象があります。

まさしく日本アニメの新境地と呼べるかもしれません。

バーチャルとリアル、未来と過去、現実世界とパラレルワールド、身体と身体を縦横無尽に飛びまわるSFファンには堪らない世界観です。

だけど、根底には僕らがこの十数年で経験してきた後悔的イメージがしっかりあって、それを未来への後悔という新しいイメージへと昇華させる自然なプロセスが見事です。

ゲーム的なリセット感覚に対する主人公の行動も現代的で面白かったです。

全てがデータである代替世界(SR)で、世界を書き換えられる力(自由意志)を手に入れた少年が過ごす青春は儚くも美しいものでした。

さいごに

全体的な世界観だけでなく、細かい点までこだわって作り込まれています!

本やカラスなど個々のアイテムが全て世界観にマッチしているので、気になるアイテムがあった方は何がモチーフなのか調べてみると面白いでしょう。

まだ観ていない方は、ぜひ劇場でご覧ください!