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【ネタバレ】映画『THE GUILTY ギルティ』のあらすじとタイトルの意味

電話越しに聞こえる音声だけで事件解決をしていく新感覚のデンマーク産のサスペンス映画。

監督のグスタフ・モーラーは今作が長編映画初監督となります。

当事者が劇中一切登場しない斬新な演出方法により、サンダンス映画祭やロッテルダム国際映画祭、シアトル国際映画祭などで数々の賞を受賞しました。

映画『THE GUILTY ギルティ』のあらすじ

解決の鍵は、電話越しの音声。

緊急通報司令室のオペレーター、アスガー・ホルムは電話で寄せられた救急搬送依頼の手配を繰り返す日々に嫌気が差していた。

そんなアスガーに女性からのある一本の電話が届く。

その一報を聞いたアスガーは外部の人間と協力しながら解決を試みることに。

電話越しに聞こえる声と微かに聞こえる周囲の音から懸命に居場所を突き止めていくのだが…。

真実に辿り着いた時に分かった衝撃の事実、そしてアスガーが緊急通報司令室に送られた理由が明らかになる。

映画『THE GUILTY ギルティ』の感想

すごくドキドキしました!だって何も状況が見えないんですから!

画がほとんど変わらない。ずっとアスガーばっかりです。

当事者について分かることは電話越しの音声情報だけなのです。

ここが本当に凄かった。徹底ぶりが半端ない。

そのためか映画が後半に近づくに連れて画に意識することは無くなりました。後半なんて音声を聞き取るのに必死です。

そしてジワジワと自分の頭の中で状況が浮かび上がってくる不思議な感覚が訪れます。

誰一人として同じ状況を想像する人はいないでしょう。あなただけの映画が鑑賞後に出来上がります!

【ネタバレ】映画『THE GUILTY ギルティ』の意味

本作のタイトル『ギルティ』の真意とは何なのか?

映画を観た方なら分かると思いますが、このタイトルはアスガーと電話をしてきた女性を指しているでしょう。

ギルティは日本語で「罪」ですが、この言葉を聞いてどんなイメージを抱くでしょうか?

法律に違反して裁判で裁かれる。そんなイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

この法律や裁判で意識される罪というのは、社会から見た罪なんです。

法律や裁判では社会的な罪に対して主観的に捉え直させて反省させるのが役目です。

アスガーと女性に共通するのは罪の主観性が欠けていたことにあります。

この2つの罪の差が大きい時に、また別の罪を犯す危険性が出て来るのです。

アスガーは最終的にそのことに気づいてしまうのでした。

さいごに

いかがでしたか?

あなただけの映画体験。それがこの映画最大の魅力。

ハラハラドキドキの展開、事件の真相を是非ご覧ください!