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【切ない】映画『フォルトゥナの瞳』のあらすじと感想・各シーンの考察

百田尚樹さん原作の小説「フォルトゥナの瞳」が映画化!

監督は「青空エール」や「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を務めた三木孝浩さんです。

今作が通算4作目の共演となる主演の神木隆之介さんと有村架純さんの息ぴったりの演技も見どころです。

ファンタジーですがメッセージ性のある魅力的な映画に仕上がっています。

映画『フォルトゥナの瞳』のあらすじ

フォルトゥナとは運命の女神。

その瞳を持った者は「最期の日を目前にした者が透けて見える」と言う。

幼少期に飛行機事故に遭い両親を亡くした木山慎一郎もその一人。

仕事に人生を捧げてきた木山は、帰り道中で透けた男を見かける。

そして男は亡くなった。

自分の不思議な力に気づいた木山は、その力に苦しんでいた。

しかし、携帯ショップで出会った桐生葵によって徐々に木山の人生は彩り始める。

そして惹かれ合った二人は交際し、色のある生活を送っていく。

木山も苦悩から解放されつつあったのだが、

葵にもとある運命が近づいていた。

愛する人の運命が見えた時、一体どんな選択をするのか?

そして明かされる切ないラストとは?

映画『フォルトゥナの瞳』の感想

「未来が見える」という設定の映画はよくあります。

しかし、透けることで未来を表現するのは面白いと思いました。

つまり、多くの映画では未来の画が見えて具体的な状況や過程が浮かび上がります。

しかし、フォルトゥナの瞳を持った者は結果だけで過程は分からないことが今作のポイントのように感じました。

人間が抱く死の恐怖と近い構造になっていると思います。

そして未来がどういう過程で進むか分からないからこそ、私達は選択を求められるのです。

この映画は、未来は自分の選択次第で変えられるという前向きなメッセージを持った映画なのです。

私達の根源的な部分を描きながら、日常で繰り返す何気ない選択の価値を考えさせられる作品です。

映画『フォルトゥナの瞳』の各シーンの考察

木山が大事にしている車のフィギュアや勤め先の整備工場など車に関するモノが度々出てきます。

車は道路の上しか基本的には走れません。

それは、木山が選択を避け決められたレールの上を走るかのように人生を歩んできたことの比喩とも捉えられます。

二号店

木山はなぜ二号店の店長を受け入れたのか?

今までの木山から考えれば断るでしょう。

木山はフォルトゥナの瞳を持っていることに気づき、選択の重要性を感じたのです。

選択には必ず責任が付き纏いますが、木山は未来を見ることが出来るようになり責任を受け入れる覚悟を得たのでしょう。

逃げずに選択の責任を受け入れる大切さが伝わってきます。

さいごに

いかがでしたか?

未来が見える系の作品はいくつもありますが、自分の日常について深く考えさせられることがこの作品の特徴です。

みなさんも是非切ないラストをご覧ください!