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【ネタバレ】映画『雪の華』のあらすじと感想・各シーンの考察

中島美嘉さんの名曲「雪の華」をモチーフに描いたラブストーリーです。

監督は『orange』などを務めた橋本光二郎氏で、登坂広臣さん、中条あやみさんのW主演です。

撮影地は日本とフィンランドで、雪の華にピッタリの幻想的な雪景色が見られます。

映画『雪の華』のあらすじ

余命を一年を宣告された平井美雪は、死ぬ前に叶えたい夢があった。

一つは、両親の思い出の地フィンランドでオーロラを見ること。

もう一つは、初めての恋人を作ることだった。

ある日、偶然再会した綿引悠輔が勤めるカフェが危機に陥っていることを知った美雪は、店を助ける資金の100万円と引き換えに1ヶ月恋人になる契約を結ぶ。

恋人とやりたいことを順番に叶えていく美雪であったが、病状が悪化してしまう。

最後のフィンランド旅行を機に悠輔と別れた美雪は、入院直前にオーロラを見るため一人でフィンランドへと向かう。

別れた悠輔もやるせない気持ちでいたが、美雪の病気を知らされ…

映画『雪の華』の感想

非常に微笑ましい映画でした。

美雪が死を直前にして、初めての彼氏と過ごす細やかな幸せを見てると微笑ましくなってきます。

最初は契約という形で始まった恋でしたが、徐々に惹かれ合う二人の様子も良かった。

フィンランドの綺麗な街並みと幻想的な雪景色も最高です!

そして個人的に好きなのが、最後に二人で初雪を見るシーン。

まさに雪の華の、あの歌詞を彷彿させる二人の幸せが溢れ出すシーンでした。

皆さんも、死の宣告という苦しい現実を目の当たりにしても夢を叶えようとする美雪に背中を押されることでしょう。

映画『雪の華』の各シーンの考察

ガラス

悠輔が好きなガラス工芸。

美雪も悠輔が作ったガラス工芸品を貰い、大切にフィンランドまで持っていくのですが、

ガラスと二人の関係が超似てると思いませんか!?

ガラスは重たく壊れやすいモノです。

また悠輔の言葉を借りるなら、不格好なのも魅力の一つです。

二人の関係もガラスのようにお金で契約した不格好で期限付きの壊れやすい関係でありながら、

美雪の様々な思いの詰まった、そして後に悠輔の思いも加わる関係です。

二人がガラスを大切にする様子も、二人の関係を大切にしていると言い換えられますね。

赤いオーロラ

オーロラがなぜ出来るかご存知でしょうか?

オーロラは太陽風のプラズマ粒子が空気中の酸素原子や窒素分子にぶつかることで発生します。

ぶつかると不安定な状態になるのですが、そこから元の状態に戻ろうとする過程でオーロラとして光って見えるのです。

太陽のように自分を明るくしてくれた悠輔と、別れて不安定な状態になるも二人の関係が回復していく様子に似ています。

また、オーロラの色は元の状態に戻る時のエネルギーによって決まります。

エネルギーが小さいと赤、それよりも大きいと緑というような具合です。

ラストシーンで緑のオーロラが徐々に赤に変わる様子は、

本当の恋人になるまでエネルギーが必要だった二人が、よりを戻す時には少ないエネルギーで足りるくらい理解し合えたということでしょう。

違う見方では緑→赤に変わるように、二人の距離が徐々に近づいていったと見ることも出来ます。

皆さんはどう見えたでしょうか?笑

さいごに

今回は『雪の華』について書きました。

この映画を通して、きっと細やかな幸せに気づくことが出来ると思います。

普段忘れがちな当たり前のことに幸せを感じられる映画です。

皆さんも是非ご覧ください!