目次
映画『シュガー・ラッシュオンライン』のあらすじ
アーケードゲームの世界に住むヴァネロペとラルフ。
ある日、ヴァネロペの住むゲーム「シュガー・ラッシュ」のハンドルが故障し、処分されることになってしまった。
「シュガー・ラッシュ」を救う方法はたった一つ、ネットの世界でハンドルを見つけ出すこと。
大親友の二人がハンドル探しのため、ネットの世界に飛び出すが…
二人を待ち受ける試練、そしてヴァネロペの夢を叶えるために二人が出した答えとは!?
温かくも、ちょっぴり意外な結末は必見です!
映画『シュガー・ラッシュオンライン』の感想
私自身、前作の「シュガー・ラッシュ」が大好きだったので今作も非常に楽しみにしておりました。
前作では有名なゲームキャラクターがたくさん出てきて、最後までワクワクが止まらない展開となっていたわけですが…
今回はなんと!
ディズニーキャラクターや有名サイトのオンパレード!!!
もうずっと興奮しっぱなしでした笑
ほんとに豪華というか、こんなにでてくる!?っていうくらい次から次に出てきてくれて…
今作もめちゃくちゃ面白かった!
そして子どもから大人まで思いっきり楽しめる、ディズニーらしい映画だなと思いました。
ラストシーンで親友の二人がヴァネロペの夢を叶えるためにある決断をするのですが、多分親子で見に行くと、感じ方が違うんじゃないかなと。
子どもはヴァネロペ目線で、親はラルフ目線で見る人にとって違う意味の映画に見えるだろうなと思います。
親子や友達同士なんかで
「最後、どう感じた?」
なんて聞いてみると、また違う発見が出来るかもしれませんね!
是非誰かを誘って見に行ってみて下さい。
映画『シュガー・ラッシュオンライン』の各シーンの考察
ディズニーキャラクター
ディズニーと言えば夢の国。
ネットの世界はヴァネロペにとって夢の国。
ディズニーキャラクターの登場は、ヴァネロペの夢の世界に行きたいという願望に共感しやすい仕組みになっていました。
悪役として生きるラルフ
動画投稿サイトでのコメントに敏感に反応していたラルフ。
このシーンには、ラルフの優しさが出ていました。
今まで限られたコミュニティだけで暮らしていたラルフにとって見知らぬ誰かに責められる恐怖もあったんだろうと思います。
ここで感じたことは、自分の思う自己と他者から見た自分には違いがあるということです。
ラストシーンでラルフは自分を客観的に見てあることに気づくのですが、
普段私達は周りからの印象を把握出来ているのでしょうか?
このシーンをきっかけに自分の思う自己だけでなく、他者から見た自分を意識出来るようになれると良いなと思います。
Slaughter Race
危険すぎるレースゲームにどうしてヴァネロペは惹かれたのでしょうか?
「あんな危険な場所に行くなんて理解できない!」と思ってしまうところですが、
その時点でもう自分の尺度で相手のことを考えてしまっていることに気付かされました。
実際、ヴァネロペは危なげなくレースを展開します。
私達から見たらありえない環境でも、他の人から見たら魅力的な環境かも?という視点を持てたら良いなと感じました。
さいごに
シュガー・ラッシュを見てて思うのは、ワクワクしたり驚いたり、ポロっときたり…
色んな感情を一つの映画で体感出来て、最後には心に刺さるメッセージもある。
その上、子どもから大人まで一緒になって見ることが出来ます。
気になる方はぜひご覧ください!